溝状舌 Fissured Tongue

こうじょうぜつ

溝状舌とは、舌の表面に多くの小さなしわや溝が見られる状態をいいます。溝の深さや数はさまざまです。舌の中央に縦に走るはっきりと見られることがよくあります。ほとんどの溝が、舌の真ん中部分1/3に見られるのが典型的です。

症状

溝状舌はアメリカ人口の約5%におこるといわれています。加齢につれて、より頻繁にみられるようになり、重症度も増します。女性よりも男性にやや多くみられます。右上の写真は溝状舌と地図状舌のコンビネーションを、左の写真は食物の摂取のために白く覆われた溝状舌を示しています。

原因

溝状舌の原因は不明です。単に正常範囲内の状態だともいわれます。溝状舌と地図状舌は同時にみられることもあることから、その2つの状態は関連しているという人もいます。 誰にでも(とりわけ加齢にしたがって)溝状舌のおこる可能性はあります。原因は不明ですが、他の人に感染するものではありません。

治療法

地図状舌は、通常症状がみられず害はありません。溝から食物残渣を取り除くために舌の表面をブラッシングするなど、口腔衛生状態を良くする他に治療は必要ありません。舌を清潔にすることで、溝にたまった食物残渣のため起こりうる口臭や刺激を防ぐことができます。普通の歯ブラシに加え、舌の清掃のための多くの商品が薬局にあります。歯科医師が特定の商品を勧めることもあるでしょう。