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診療内容 顎関節症

顎関節の痛みや雑音に注意

 顎関節症は、顎関節の痛みや雑音に加えて首や肩こりなどの症状を伴うことが多く、20歳代をピークに女性に発生しやすい病気です。
(適合の悪い冠や入れ歯、歯列不整、親知らず、顎変形症)を含め、様々な原因が絡み合って起こる多因子性疾患と言われています。

 顎関節症患者の多くの方は、痛みが限界に達した時にはじめて治療をはじめます。
 しかし それでは、かなり重度の状態であることが多く、手術などの外科的療法でしか治療できない場合があります。
 顎が痛いなど、下記の症状が少しでも現れるようであれば、お早めにご相談ください。

顎関節症の症状

  • 食事をしていると顎がだるい
  • 口を動かすと顎関節に痛みがある
  • 噛みしめると顎関節に痛みがある
  • 指で顎関節を押すと痛い
  • 常に顎関節が痛い
  • こめかみ部分から顎の筋肉が痛い
  • 口の開閉の度に異音がする
  • 口が真っすぐに開かない
  • 口が左右均等に動かせない
  • 口の開きが小さい
  • 口を開くことが出来ない
  • 顎が外れたことがある

顎関節症治療方法

 一言で顎関節症といってもその病状は様々で、適切な診査、診断の上、正しい治療法を選択していくことが重要です。また骨の変形や関節円板(軟骨)の異常が疑われる時は、CT、MRIによる精密検査が必要な場合もあります。
 実際の治療では多くの場合、体にあまり侵襲を加えない保存的療法のみ、もしくは外科的治療法でも最も侵襲が低い顎関節腔洗浄療法によって症状は軽快します。それでも効果がない場合には、その他の外科的療法が必要な場合もまれにあります。

保存的療法 (※8〜9割の方は、保存的療法で軽快します。)

セルフケア指導
くいしばりなど悪習癖に対する指導、自宅で可能なリハビリの指導など。
薬物療法
炎症、痛み、筋肉の凝りを取り除くお薬。
理学療法
レーザー治療、低周波筋マッサージなど。
理学療法イメージ
スプリント療法
マウスピースを使用し、関節や筋肉の負担を軽くします。
スプリント療法イメージ
徒手的顎関節円板整復術
術者の手により、転位した関節円板を戻します。
徒手的顎関節円板整復術イメージ

外科的療法

顎関節洗浄療法
最も低侵襲な外科的療法。関節内に注射をして、関節の動きを良くし、また関節内の炎症物質を洗い流します。
※ほとんどの方はここまでの治療で軽快します。
顎関節内視鏡手術
顎関節開放手術
かなり重度の方の場合、他施設とも連携して必要に応じて行います。